こんにちは、まさこです。
今回は、トマトの中に含まれるトマチンという毒素や
他の野菜にもそういったモノがあるのかまとめていきたいと思います。
トマトの食べ過ぎは実は危険!?
トマトは栄養価が高く、ダイエットに用いられるほど多くの方に愛されている食材です。
ですがそんなトマトの中には「毒」も一緒に含まれており、
食べすぎると死に関わる危険性があります。
どのくらいの量のトマトを食べると体に害を及ぼすかというと、
1日にして4t食べるとトマチンの過剰摂取により死に至ります。
未成熟のものなら、3kg程でも危険なので、過剰に食べるのは控えてください。
(まぁ未成熟のモノは一般的には食べないと思いますが)
でも、結果的にトマトがどんなに好きな人でもこれだけの量は食べきれないと思うので
これからもダイエットや健康に良いトマトを気にせずたくさん食べちゃってください。
でも、中にはたった4t!?というほどトマト好きの方がいるかもしれないので、
そんなに食べたい方は、トマトを控えてくださいね!
では、そんなトマチンとはどういったものなのでしょうか。
トマトの毒「トマチン」とは?
トマチンとは、
トマトの茎や葉に含まれる毒性の糖アルカロイドで殺菌剤の効果を持っています。
花(1100 mg/kg)
葉(975 mg/kg)
茎(896 mg/kg)
未熟果実(465 mg/kg)
熟した青い果実(48 mg/kg)
完熟果実(0.4 mg/kg)引用:https://jspp.org
上記の値は、トマチンが含まれる含有量を指します。
この値からも、完熟したトマトには微量のトマチンしか残っていないので、
常識的な量ならば、これからも安心してトマトを食べても大丈夫です。
過剰にトマチンを摂取した時の中毒症状
過剰に摂取し中毒が出た場合、溶血により赤血球が破壊され以下の症状を引き起こします。
軽い症状
頻脈・頭痛・嘔吐・胃炎・下痢・食欲減退
重症化
低血圧・神経症から状昏睡状態に陥り、最悪の場合死に至ります。
なので、重症化する前に
もし毒性の食べ物を摂取し、上記の症状が現れた場合は
すぐに病院に行き診察を受けることをおすすめします。
他にもこんな野菜に毒素が含まれている!
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ナス科の食べ物にはソラニンが!?
ソラニンとは、主にナス科に含まれている毒です。
ナス科の野菜は、
ナス・トマト・ジャガイモ・ピーマン・パプリカ・唐辛子などがそうで
上記の食べ物の過剰摂取は中毒症状を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
ナスやトマト、トウガラシ、ピーマンなど果実を食用にする種が多く、ほかにジャガイモのように塊茎を食用とするもの、タバコのように嗜好品として栽培されるもの、ホオズキやペチュニアなど観賞用に栽培されるものもなど、利用の幅は広い。
引用:wikipedia
特にジャガイモは、よくカレーなどで保存方法の不注意で食中毒になったりもするので
調理後の保存方法なども注意が必要です。
インゲン豆
生のモノに限りますが、豆に毒を有します。
なので、食べる際は加熱や煮るなどの調理工程を通して食べるようにしてください。
もし生のモノや加熱が弱かった場合の中毒症状としては、
下痢・腹痛・嘔吐が考えられるので症状の兆しがあれば病院に行ってください。
まとめ
日本の食への安全は、世界的にみてもトップクラスで安心して私たちは食を楽しめます。
ですが、もともと野菜の持っている毒素は私たちの保存環境や調理の仕方で、
そのまま体内に入れてしまう危険があります。
なので、今回の記事を機に
普段口にしている野菜にも毒は存在し、体にいいモノでも過剰に摂取すれば
悪影響が出ることを知って頂けたら嬉しいです。
これからも、安全に食を楽しみたいですね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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