ここからは国内に侵入したヒアリ、アカカミアリの最新情報の詳細についてのまとめです。
名古屋港でヒアリが過去最多の1000匹と女王アリ1匹発見!
1日、名古屋市港区の名古屋港船見ふ頭で、事業者敷地内のコンテナの中から、強毒の外来種「ヒアリ」約1000匹が見つかったと発表した。
女王アリ1匹もいたが、幼虫や卵などは確認されておらず繁殖した可能性は低いという。
コンテナは8月14日に中国・天津港で船積みされ、同21日に同県弥富市の名古屋港鍋田ふ頭で陸揚げされた。同30日まで近くで保管後、同日中に事業者敷地内へ陸路で搬送された。
事業者が荷物を搬出後、コンテナの内部を掃除したところ、女王アリなど約30匹の生きたアリを発見、同港管理組合を通じて環境省中部地方環境事務所に通報し殺虫処分した。
ヒアリの疑いがあったため、31日にコンテナ内をくん蒸した結果、底部の板の下からさらに約1000匹のアリの死骸が見つかった。その後、専門家によって全てヒアリと確認された。
引用:https://mainichi.jp/articles/20170902/k00/00m/040/109000c
再度、名古屋港でヒアリが発見され、その数は1000匹と過去最多で女王アリも1匹見つかりました。
卵がないことから繁殖の可能性は低いようですが、
これ以上ヒアリが国内で見つかるニュースは不安になりますね・・。
今回も中国のコンテナからなので、中国側にもしっかりと対策してほしいところです。
北九州港でヒアリ7匹発見!
ヒアリ定着国からの定期コンテナ航路がある全国68港湾を対象にヒアリの生息調査を実施しており、北九州港内のコンテナ集積場所に設置したわなにかかっているのを調査員が14日に見つけた。専門家が15日、ヒアリと特定した。
引用:http://www.sankei.com/west/news/170915/wst1709150083-n1.html
最近は、幸いにもヒアリが発見されるニュースも少なく、
新種の外来生物であるブラウジングアント(和名:ハヤトゲフシアリ)
の侵略を心配していましたが、
新たに北九州市でヒアリが見つかってしまいました。
今回は、罠から発見ということで、もう定着してるんじゃ・・と思いましたが、
見つかったのはすべて働き蟻で、環境省の発表によると繁殖の可能性は低いとのことです。
最近の日本はアリの侵略に頭が悩まされます。
先程のハヤトゲフシアリもそうですが、ヒアリ同様国内での繁殖を防ぎたいところです。
岡山県笠岡市の事業所で女王ヒアリ1匹発見!
画像:今回笠岡市の事業者で発見された女王ヒアリ(環境省提供)
笠岡市の事業者が15日に積み荷の開封作業中に梱包材に付着していたアリを見つけ、環境省に連絡。専門家が調べ、18日にヒアリだと確認された。ヒアリは事業者が殺処分した。
積み荷は中国の福建省アモイからコンテナで搬送。神戸港に陸揚げされた後、陸送された。
引用:http://www.sankei.com/west/news/170920/wst1709200041-n1.html
また・・。
またヒアリが国内で発見されました。
しかも発見されたのは、女王ヒアリ1匹。
中国からの積み荷からです。
現在のところ、神戸港や事業所周辺で新たなヒアリや巣など発見されてないことから
定着の可能性は低いとのことですが、女王ヒアリが密かに入っていると、国内でいつ定着してもおかしくないと感じます。
中国側も、現在は日本とともにヒアリ問題を解決していく旨を発表しましたが、
現実中国経由からのヒアリ(特に女王ヒアリ)の侵入が多いと思うと、
きちんとした対策がなされているか疑問になるところです。
広島港でヒアリ2匹発見!
8月にヒアリが見つかった広島港で、新たに2匹のヒアリが確認された。環境省は継続的にワナを仕掛けて調査を続けていた。ヒアリはこれまで国内の11都府県で確認されている。国は広島県と協力しヒアリが見つかったターミナルの周辺2kmで調査を続ける。
引用:http://www.news24.jp/nnn/news8667993.html
広島港の設置した罠からヒアリが発見されました。
罠にかかっていたのは2匹だけですが、広島テレビ放送では、
引用:http://www.news24.jp/nnn/movie/news8667993.html
発見されたのは8/29,9/7の罠からと放送しています。
これだけ期間が空いて再度見つかると、まだいるんじゃないかと不安にもなりますが、
ここは、国内の罠など水際対策を信じて、繁殖しないこと願います。
北九州港でヒアリ200匹発見!
北九州市は2日、仕掛けたわな10個全てで計約200匹を北九州港で確認したと発表した。全て働きアリで死んでいた。女王アリや卵は発見されず、繁殖の可能性は低いという。
引用:http://www.sankei.com/west/news/171002/wst1710020084-n1.html
最近は、ヒアリが仕掛けられた罠から見つかるケースが多いですね。
しかも、今回は200匹と結構な量です。
全て働きアリで、繁殖していることは低いそうですが、
これだけの毒アリが国内で見つかるのは、やはり怖いと感じます。
追記:10/12に再度罠からヒアリ40匹の死骸発見されました!
名古屋港鍋田ふ頭の緑地内の調査中ヒアリ2匹発見!
画像:今回名古屋港で見つかったヒアリ(環境省提供)
名古屋港鍋田ふ頭(同県弥富市)のコンテナターミナルの緑地で、ヒアリ2匹を発見。9月29日、ヒアリを捕らえるわなを設置した際に周辺を調査中、生きている2匹を目視で見つけ、今月2日にヒアリと確認した。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2184583003102017CN8000/
生きていたヒアリを目視で発見したって、見つけた方の動体視力は半端ないですね!
喜んでいる場合でもないですが、
こういった作業員の方の地道な行動は、ヒアリ根絶の一歩だと感じます。
京都府向日市に運ばれたコンテナからヒアリ(卵、さなぎ含む)2000匹と女王ヒアリ2匹を発見!
画像:今回コンテナ内で発見されたヒアリとみられるアリ(京都府提供)
京都府は12日、同府向日市の倉庫に運ばれたコンテナ内から、ヒアリとみられるアリ約1千匹が見つかったと発表した。うち1匹は女王アリとみられるという。業者が同日朝にコンテナ内の床や積み荷の表面などにアリがいるのを発見。
コンテナは9月20日に中国・海南島を出て香港経由で今月3日に大阪南港に到着。12日朝、トレーラーで向日市に運ばれてきたという。業者がコンテナを開けたところ、生きたアリを発見し、殺処分した後に府に連絡した。
追記:14日に、女王アリ2匹や卵、さなぎを含む約2千匹のヒアリと確認。
引用:http://www.sankei.com/west/news/171012/wst1710120070-n1.html
初めて、京都府でヒアリとみられるアリが発見されました。
しかも見つかったのは、女王ヒアリの疑いのあるアリも含まれ、これがヒアリだった場合、
とても恐ろしいですね。
国内で定着しないことを切に願います。
追記:京都府は14日、
12日に京都府で発見されたアリがヒアリと確認されたことを報道しました。
北九州港でヒアリ(幼虫やさなぎ含む)数百匹発見!その場で女王アリが産卵!?
北九州港では9月以降、太刀浦第1コンテナターミナル内の限定的な場所で約250匹のヒアリが見つかっており、発見場所周辺のアスファルトの割れ目を調査したところ、今月19日に数百匹のヒアリを確認した。正確な数は不明。
その場所で女王アリが産卵し、ふ化して幼虫やさなぎになったとみているが、女王アリは確認していない。
引用:http://www.sankei.com/west/news/171020/wst1710200071-n1.html
また、北九州港でヒアリが発見されました。
しかも、その場で繁殖していた可能性があり、まだ女王アリが発見に至っていないのがとても不安です。
限定的な場所での繁殖なので、定着の可能性は低いとのことですが、
今回の女王アリは繁殖能力を持っているので、早いところ発見してほしいと願います。
追記:浜松市浜北区の事業所でヒアリ200匹発見!その後名古屋港でも!
6日に浜松市浜北区の事業所で、名古屋港から運ばれたコンテナから南米原産の強毒アリ「ヒアリ」約200匹が見つかったと発表。
その後、名古屋港鍋田ふ頭(同県弥富市)に返送されたコンテナ内で、新たにヒアリ7匹が見つかったと発表した。
コンテナは10月18日に中国・広東省を出港。香港を経由して31日に名古屋港に到着し、陸路で浜松市に到着した今月2日、コンテナを開けた際にアリを発見、駆除したという。
引用:http://www.sankei.com/life/news/171106/lif1711060038-n1.html
また中国経由でヒアリがコンテナに入った状態で見つかりました。
これ以上国内で発見されないことを願うばかりです。
まとめ:ヒアリは集団行動する生きものです
現在は、数匹から数百匹までのアリの侵入で済んでいますが、
これから本格的にヒアリやアカカミアリが拡大すると、上記の動画のように
外を散歩中、ちょっとした衝撃から大量に毒アリたちが襲い掛かってくるかも知れません。
こうなったら、ペットのお散歩だって怖くていけません。
なので、現在の段階で、政府や侵入された市などが協力して、
国内での侵入を未然に防いでほしいと思います。
ヒアリやアカカミアリは、エイリアンアリとも呼ばれています。
それは、知らない国をまたいでどんどん拡大していくからです。
エイリアンアリとは?4つのタイプに分けられる女王蟻の生息について
繁殖すれば、日本にも野菜や家畜など甚大な被害が出るので、
ヒアリやアカカミアリなどの危険な生物は本当に未然に防いでほしいと思います。
では、今回は、
ヒアリやアカカミアリの侵入経路から今までの経緯まとめ
でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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