人魚姫像に対し反捕鯨の強いメッセージとは?観光名所の実情のまとめ

この記事は約 5 分で読めます。

こんにちは、まさこです。

先日の30日の報道で、コペンハーゲンにある人魚姫像が赤色お塗料で真っ赤にされ、
像の前の歩道に「フェロー諸島の鯨を守れ」と書かれる出来事がありました。

以下が赤く染められた人魚姫象です。

「ロイター通信 人魚姫像」の画像検索結果

どことなく、悲しい表情に見えます・・。
注目されるためにこのような行動に出るのは悲しいことですね。

では、なぜこのようなことになったのか
今までの経緯などを含めてまとめていきたいと思います。

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人魚姫像とは

人魚姫の像

岩の上に腰掛けた格好をした像であり、コペンハーゲン港(英語版)北東部ランゲルニエ地区にある。コペンハーゲンのシンボルであり、有名な観光名所でもある。

引用:wikipedia

観光地ということもあり、コペンハーゲンでは有名のようです。
(人魚姫像のたび重なる破壊などでも有名)

ではそんな人魚姫像がなぜ赤色に染まってしまったのでしょうか。

なぜ赤色に?

人魚姫像と共に赤色に染められた文字も確認できるかと思います。

これは、

デンマークはフェロー諸島のクジラを守れ

と英語で書かれたものです。

ですが、「デンマーク」の綴りはデンマーク語で書かれています。

これは反補鯨活動家の、デンマークへの強いメッセージが込められています。
ではいったい、反捕鯨活動家とはどういうものなのでしょうか?

反捕鯨活動家(団体)とは

海洋保護を求めて局地的または世界的に、様々な形態の捕鯨を終わらせようとする人たちによって取られる行動のことを指し示す。

引用:wikipedia

簡単に言うと、鯨やイルカなどを捕まえたりしたらダメ!という活動ですね。

特に日本も例外ではなく、
和歌山県太地町の追い込み漁について、反補鯨活動家に強い反発を受けました。

和歌山県側は鯨の追い込み漁を昔からの伝統漁として行ってるので、
毎年このシーズンになると、反補鯨側とトラブルが起きます。

実際、「ザ・コーヴ」という映画が公開されて以降その動きは加速しています。

映画「ザ・コーヴ」とは

2009年に公開されたアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画。監督はルイ・シホヨスが手掛けた。和歌山県の太地町で行われているイルカ追い込み漁を描いている。コーヴ(cove)は入り江の意。

引用:wikipedia

実際のイルカの追い込み漁を撮影し、ドキュメンタリー映画として放映されました。

私も見ましたが、・・
あまりに一方的に日本の追い込み漁を悪者に!という負の内容が凄かったです。

私自身補鯨について良いとは決して思いませんが、
この映画の「補鯨悪」という作りには疑問を覚えました。

と、話がそれかかっているので
また、気になる方は映画を見てみてください。

では本題の人魚姫像と、反補鯨活動家の関係について書きます。

人魚姫像との関係

反補鯨の運動も「ザ・コーヴ」を通し、多くの人に広まったと思いますが、
それでも補鯨に対しての漁は減ってはいません。

なので、インパクトのある行動で全世界に訴えかけようとして

今回の人魚姫像を補鯨に喩え赤く染めたと考えられます。

ですが、こういった行動は犯罪行為に過ぎませんし、

何よりこんなことに利用された人魚姫像が可哀想です。

早く、犯人が捕まることを願います。

人魚姫像の過去の被害(芸術テロ)

今までに、人魚姫像は政治的な利用から破壊まで多くの被害があります。
注目の集まる芸術に被害を与える、いわゆる「芸術テロ」です。

1961年髪の部分を赤く塗られ、ブラジャーとパンツを描かれた。
1963年全身を赤く塗られる。
1964年4月24日ヨルゲン・ナッシュ(英語版)ら状況主義(英語版)運動の芸術家たちにより、挽き切られた頭部が持ち去られた。取り戻すことは出来ず、新たに制作された頭部が設置された。
1976年全身を赤く塗られる。
1984年7月22日右腕が切断され、その2日後に破壊行為を後悔した2人の若者から切断された腕が返却された。
1990年頭部が切断されかけ、首に18センチメートルの深さの切れ込みが入れられた。
1998年1月6日頭部を失い、約1ヶ月後の2月4日覆面男が突然テレビ局に現れて切断され行方不明だった人魚の首を持ってきた。
2003年9月11日ダイナマイトと思われる爆発物で像の台座にあたる岩石が爆破された。
2004年12月16日イスラム教徒の女性が用いる黒いブルカがかぶせられ、そのブルカにはデンマーク語で「EUにトルコ?」と書かれた襷が掛けられていた。同日にトルコのEU加盟問題を話し合うEU首脳会議がブリュッセルで始まった。
2006年3月8日手にディルドーを付けられ、緑色のペンキが全身にかけられて「3月8日」と書かれる。当日は国際女性デーである。
2007年3月3日全身をピンクで塗られる。
2007年5月全身を赤く塗られる。
2007年5月20日全身を覆う黒いイスラム装束がかけられ、頭部にスカーフが巻かれた。
2017年5月30日全身を赤いスプレー塗料で塗られる。像の近くに「フェロー諸島の鯨を守れ」という文字が書かれた。

引用:wikipedia

これほどまでに、被害を受けたにもかかわらず、
今も立ち続ける人魚姫像に敬意を払います。

コペンハーゲンに立ち寄った際は是非この立派な像を見に立ち寄ってください。

絶対に見ておくべき!人魚姫像!

今までの経緯を知ったあなたなら、
違った視点からこの人魚姫像を見ることができるはずです。

是非、コペンハーゲンに行くのなら見るべき観光名所です!

まとめ

これまで多くの芸術品が、世界にメッセージを伝えるための道具にされました。
今回の、反補鯨活動家により赤く染められた、人魚姫像もその一つです。

なぜ多くの人の興味を引くためにこのような手段を選ぶのか、本当に悲しいですね。
正攻法で伝えた方が受け取る側の気持ちも良いというのに。

今回の記事あなたはどう思われました?

あなたの気持ちを、是非コメントにのせてくれると嬉しいです。

皆様からのコメントお待ちしております。

ではでは。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

このたび、人魚姫像の画像については ロイター 様より出典いたしました。

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