【ハヤトゲフシアリ】新種の外来アリはどんなアリ?ヒアリより危険?

この記事は約 4 分で読めます。

こんにちは、まさこです。

8月4日に新種の外来生物である危険な”アリ”ブラウジングアントが日本で発見されました!

その和名は4日の午後に命名されたばかりで、「ハヤトゲフシアリ」といいます。
オーストラリアでは、ヒアリに次ぐ侵略の危険があるアリと懸念されています。

では、そんなアリがもう国内で繁殖してしまった日本ですが、
まず第1弾として、このアリはどういうアリなのか、まとめていきたいと思います。

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新種:ハヤトゲフシアリとは


出典:http://www.fnn-news.com

日本の在来種を生け捕りにして、
巣の中に引きずり込んでく、残虐かつ凶暴な性格です。


出典:http://www.fnn-news.com

海外(オーストラリア)では、ヒアリと同じくらい繁殖スピードがあり、
大きな懸念を感じています。

別名:アリクイアリの怖さ


出典:https://www.agric.wa.gov.au

ハヤトゲフシアリは、別名アリクイアリと言われ、
コオロギの幼虫やクサカゲロウも無理やり生け捕りで巣の中に運んでいきます。

最大の武器は、

スピードの速さ

繁殖力の高さ

が凄まじく、国内で危険視されている
ヒアリやアルゼンチンアリよりも破壊力がある可能性があるとされています。

参考:ハヤトゲフシアリの大きさや特徴や色は?家に出たときの対処法は?

毒はあるの?人間に害はある?

毒は保有していないので大丈夫です。
なので、人間を直接的に刺したり噛んだりなどの危険性はないです。


画像:ハヤトゲフシアリの巣に手を入れるとどうなる(https://www.agric.wa.gov.au)

でも上記のように手を入れてむやみにアリを刺激するのはやめましょう。

和名:ハヤトゲフシアリの命名をした人「寺山守博士」


出典:https://terayama.jimdo.com

生年月日:1958年

出生地:秋田県(出身地:埼玉県)

職業:アリ研究家

幼少期から、虫取り、ザリガニ捕り、魚釣りなど自然と共に生きてきた寺山博士は、
大人になってからもその熱は冷めることなく、多くの生物を研究するようになりました。

現在まで、400種類近くの新種の生物を発表し、昆虫博士として活躍しています。

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発見された場所:愛知県の名古屋港

名古屋港のブロック塀で囲われた一面全てが、ハヤトゲフシアリの巣と化しています
そのブロック塀の裏には、300メートル以上にわたり、巨大なコロニーが築かれています。

女王アリについても発見され、
働きアリに交ざり巣を拡大するために外に出て移動しているところが確認されています。

その女王アリの周囲には、
羽をつけたオスのアリや、さなぎを運ぶ働きアリの姿も確認されました。

残念なことに、
今もなお、巣を巨大化させ続けているのが現状です。

まとめ:ハヤトゲフシアリは生態系を壊しかねない

今回は、新種のアリ「ハヤトゲフシアリ」についてまとめました。

国内ですでに確認されていることから、
生態系への影響はもう出ている可能性があります。

しかも、在来種を生け捕りにして巣に持ち運ぶという性格から
ヒアリ同様、生態系を壊しかねないです。

参考:ヒアリ日本に定着で実害はある?生態系や農作物に影響で野菜が高くなる?

ヒアリに次いで、日本は新種の”アリ”の侵略にもこれから対応しなければいけません。
もしかすると、ヒアリより繁殖能力が高い分、ヒアリ以上の生態系の脅威になる可能性があります。

ハヤトゲフシアリの対策には、素早い国の対応が求められそうです。

では、今回は、

新種のアリ「ハヤトゲフシアリ」についてのまとめ

でした。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

こちらから、ハヤトゲフシアリが定着した際の生態系への影響を見ることができます。
ハヤトゲフシアリの海外の被害状況や環境への影響は?対策と対処法!

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